2023年7月26日水曜日

猛暑


ようやく梅雨明けです。今年は梅雨が特別長かったですね。
梅雨明けしたものの、毎日とても暑いうえに、午後になるとゴロゴローと大嫌いな雷が聞こえてきます。鳴り初めはソワソワしますが、私の周りに3匹がくっついて落ち着きます。

あち〜

日中は焦げ臭い匂いがしてくるほど、暑い。朝の散歩も5時〜6時台。うちの周りは、5時でも涼しいことはなくて、住宅街は常に室外機のために気温が高いような気がします。エアコンのおかげで、うちでも快適に室内で過ごせるのですが。

あち〜
先週末は、ドッグランへお友達に会いに行きました。

どっちがブラッキー?
ブラッキーとオデットの従兄弟にあたるお友達は、もうすぐ12歳の男の子です。ブラッキーとよく似ています。青い服がお友達のクック君。下の写真で後ろにいるのがブラッキーです。


日曜日は川へ涼みに行きましたが、夏休みに入ってお子さんも増えてワンコは遊びにくくなりました。川も先日の大雨の影響がまだ残っていて、流れが早く、濁りがなかなか取れませんね。


夏に快適な遊び場所ってどこでしょうね。早く涼しくなって欲しいものです。

あちー

2023年7月19日水曜日

今年の海の日は...

そして月曜日の海の日!
娘も一緒に美味しいものを食べに出かけました。テラス席は犬づれOKだったので、日陰でササッと食べて、ほっかほかになったホットドッグ達を川に連れ出して冷やすことにしました。
川に降りるまでのコンクリートの道が暑くて、犬達もあっちっちとなっていましたが、川に入るとしばらくそのまま。ブラッキーはにっこり笑顔で川に浸かっていて、まるで水風呂。


オデットもジュリも泳ごうとはせず、ただ体を冷やしていました。人も犬も熱中症には気をつけましょう!




美味しかった〜❤️


テラス席での食事は8月は無理でしょうから、犬連れランチは涼しくなってからですね。
 

元盲導犬、山に登る

 日曜日、地上はあまりに暑いので、山登りをしました。標高1024mほどですが、頂上は霧に覆われ、真っ白で何も見えず。でも涼しくて、暑さから逃れたのは期待通りでした。




ジュリやブラッキーがパピーの頃に山に登ったりは、していなかったと思うのですが、ジュリは山歩きが大好きで、普段のアスファルトの散歩は後ろからトボトボついてくるのに、山では先頭をずんずん歩きます。オデットは草むらや石ころの道が好きではないので、山登りは登山口で止まって抵抗して嫌がります(^_^*)。リードを外すと、勝手に下山してしまうため、しばらく引っ張ったり、押したり、持ち上げたりしながらオデットを頂上へ誘いました。


ブラッキーは全てにおいて「素直」なので、山が嫌、とか、川が嫌なんて言いません。初めは、歩きながら右や左に生えている草を手当たり次第にパックンパックン食べようとするので、慌てて止めましたが、一度注意したら、それ以後はしませんでした。
山では、登りは先頭のお父さんについて歩き、下りは最後を歩く私の後ろにぴたりとついていました。男の子としてシンガリを努めようとしてくれたのかな?勝手に一匹で走り回ることもないし、登山者と離合する時は、私たちの足元でシットしてすれ違うので困ることは何もありませんでした。





この山は登山道がゴロゴロの石の道で、犬にはかなり歩きにくかったと思いますが、3匹ともよく頑張りました。30分ほどで頂上に登れて、’涼しさ’を味わえるのは良いですね。

2023年7月14日金曜日

ジュリ、13歳の誕生会

7月13日はジュリの13歳の誕生日でした。
ジュリは、九州盲導犬協会のエミーママと台湾のジョルダーノパパの子で、6頭兄弟の5番目です。一番小さく生まれて、丸々と元気に大きく育ちました。濃いピンクがジュリの首輪の色でした。
長女のジルは、小柄な可愛らしいパピーでしたが、パピーウォーカー中に亡くなってしまいました。
そして、エドとエヴァはお父さん犬の住む台湾へ渡り、盲導犬や繁殖犬になったと聞いています。ジョンはPR犬として九盲で活躍し、ジュリと末っ子のジェシカは盲導犬になり、二匹とも10歳で引退しました。ジェシカもパピーウォーカーさんの家に戻っています。


13歳を間近に迎え、まだ日課は変わらずに過ごしていますが、なんとなくジュリにも老いを感じるようになったので、思いきって誕生会を開くことにしました。
ジュリが8年間一緒に過ごしたユーザーさんご夫妻と、仲良しのお友達をお招きしました。


ジュリがユーザーさんご夫妻に甘えていたよ、と聞いて、誕生会をしてよかったと心から思いました。ジュリの大切な誕生日をたくさんの方々とお祝いできて幸せでした。


ユーザーさんをお招きするのに、駅まで行ってサポートしてくれたり、家の中でも手引きや食事をサーブしてくれたり、ワンコたちが安全に楽しく過ごせるように気を配ってくれたり...そして何よりも一緒に食卓を囲んで楽しいおしゃべりができたのは、優しいお友達のおかげです。
私一人では決してできませんでした。本当にありがとうございました❤️


楽しく過ごして、あまり写真を撮ってなかったことに気づいて、夜に誕生日の記念写真を撮ったけど、ジュリがくたびれた顔して、なかなか笑ってくれませんでした。
誕生会でみんなで記念撮影すればよかったね〜。


これからも3匹仲良しでね。

2023年7月6日木曜日

3頭さんぽ

梅雨とはいえ、今年は雨がよく降りますね。庭の雑草が元気にすくすく育っています。
今日は久しぶりにカラッと晴れたので、庭の芝刈り。オデットとジュリは私の庭仕事には付き合ってくれませんが、ブラッキーはまだ付いてきて、常に私の後ろにいました。でも、あまりに暑いので、ブラッキーも部屋で待っててもらうことにしました。

プールとというより風呂?

昨日の散歩の時に、1〜2歳の女の子が駆け寄ってきて、お母さんが慌てて止めていました。「大丈夫ですよ」と言うと、お母さんが「このワンちゃんはラブラドールといって賢くて、盲導犬になるのよ」と説明していたので、「盲導犬だったんですよ」と自己紹介。すると、とても感激した様子で「頑張ったね、頑張ったね」と犬達を撫でてくれました。「みんな良い子だから、3匹一緒に歩けるんですね」とも。

3匹一緒に歩く時は、オデットが先頭。そしてブラッキー、ジュリの順番です。どの子も引っ張らないので、リードは指一本にかけておくだけで大丈夫です。ジュリが引退したばかりの頃は匂いとりもワンツーも外ではしなかったけれど、オデットが匂いとりが好きなので、ジュリにもいいよーと許したら、あっという間に悪癖がついてしまいました(*゚∀゚*)。

ブラッキーはパピーの時から散歩ではワンツーをしませんでした。多少、電信柱を匂うときもありますが、ほとんど、キリッとして左側に付いてます。協会での訓練犬時代は、訓練士から「まじめ君」と呼ばれていたそうです。今でも、ONとOFFがはっきりしていて、リードに繋いで散歩する時は、ピタリと左側を歩きます。オデットやゆっくりなジュリに歩調を合わせたり、お父さんと散歩する時は、お父さんの早さに合わせてスタスタと歩きます。やはり、まじめ君です。


散歩に行こうと誘っているオデット

でも、元気な犬の友達に会うときは、私がウェイトと言っても聞かずに、ヒャッホーと飛び出していってしまって、まじめ君の片鱗もありませんƪ(˘⌣˘)ʃ。

2023年6月29日木曜日

梅雨空と雷

パピーウォーカー時代に、雷を怖がる子は一匹もいませんでしたが、成犬になると怖がる子が多いことに驚きます。
一般的に花火も嫌がるワンコは多く、夏の花火大会の後は迷子の犬が多いですね。外飼いのワンコは無我夢中でフェンスを乗り越え、首輪を抜けて逃げてしまうようです。

オデットも雷や花火が苦手で怖がります。落ち着きがなくなり、ウロウロして歩き回り、私が抱きしめてもだめで、なぜか男性の膝の上に逃げ場を求めます。ブラッキーも雷が嫌いだそうです。こんなに大きな体をしているのに( ´ ▽ ` )。

大きさは関係ないやろ!

昨夜、雨と雷がひどかったようで(私は熟睡)、同じ部屋に寝ているワンコが一匹落ち着きなく歩き回っていました。ブラッキーだと思って、「ブラッキー、こっちおいで」と言ったけど、よく目を凝らすとブラッキーは足元の床で横になって寝ている様子。うろついていたのは、オデットでした。しばらくして私にピッタリと寄り添ってきました。


ジュリは雷なんてどうもなく、熊本の震災も乗り越えた強者ですから、多少のことには動じません。雷が鳴りそうな日に私が出かけるときは、ジュリ姉さんに「雷が鳴ったら、大丈夫って言い聞かせてね」と頼み、黒い子二匹には、ジュリ姉さんの言うことを聞くように言って出ます。


現役盲導犬はどこへでも行けるので、家で留守番することはほとんどないのでしょう。ジュリが帰ってきた頃は、私だけが出かけるのが難しく、ドアまで付いてきて、帰るまでドアの前で待ち続けていたようです。散歩中にパン屋さんに立ち寄っても、当然、店にも入ろうとするのを静止したものでした。
ブラッキーも、ドアまで付いてきて「留守番ってなに?」って顔をしていましたが、とても素直なので、「ハウス」と言われれば自分のクッションへ飛んでいくので扱いが楽ちんです^ ^。
ブラッキーがうちへ帰って3週間ですが、もうドアまで付いてくることもなくなりました。慣れるの早すぎ!

悪天候の午後

『ブラッキー』って呼ばれていた盲導犬時代、顔も凛々しくてイケオジだわ〜♡って思っていたのですが、最近では目がまんまるくなって、ちょっとおマヌケな顔になってきたような...?私がついパピーの頃のように『ぶーちゃん』って呼ぶからかなぁ。先日、海で遊んだ後、家でシャワーしたら、こんな顔になっててかなり驚きました(*゚∀゚*)。

2023年6月28日水曜日

多頭飼い

盲導犬パピーはほとんどが一匹で可愛がられて育ちます。オデットもジュリもブラッキーも、当然一匹だけで猫可愛がりされて育ち、その後も犬一匹で暮らしてきました。
ところが、10歳のシニアになって突然、老犬ホームにでも入れられたように、多頭飼いになりました。それは、犬にとって悲しいことではないかしら?と心配したこともあります。
イケワンブラッキー

可愛いシニア
もともと協会の犬達は`怒り`の感情がないんじゃないの?と思うほど、ケンカもしないし、縄張りを主張したりしません。我が家の3匹も、オデットは多少受け入れるまでに時間がかかりましたが、ジュリとブラッキーを迎えた時に、私が色々と説明せずとも、我が家の生活リズムややり方をオデットを見ることで会得してもらって非常に好都合でした。


餌をもらうときのルール、体を拭くときのルール、おそらく私のくせなどもあると思いますが、犬達は先住犬を見ながら並んで待つのです。面白いですよね。歯磨きが大好きなオデットにつられてか、ジュリもブラッキーも並んで待っています。
以前、預かった犬が体を拭かれるのが好きでない子がいましたが、オデットの真似してすぐにできるようになりました。


ジュリは「趣味はなんですか?」と聞かれれば、「寝ること」と答えそうな子です。もし、引退犬ボランティアとしてジュリだけと暮らしていたら、私は好きなだけ寝かせてしまっていたかもしれません。
山登りは好きでも、近所の散歩は好きでないジュリが、散歩好きのオデットと暮らすことで健康を保てているのかも。
また、ワンツーをすんなりしてくれないオデットが、ワンツーのコマンドで必ずしてくれるジュリに影響されてするようになったのは、膀胱炎になりやすいオデットにとって幸運と言えると思います。




ブラッキーは、うちへきて、人が食事をしている時にウロウロしてもおこぼれをもらえないことを学び、自分の餌をもらう時は、シットして私と目を合わせないとOKが出ないことを覚えました。
多頭飼いは犬達にとって幸せかは分かりませんが、私には非常に助かっています。
それに、何よりも・・・2匹が寄り添っていたり、3匹が顔を並べていたりしたら、悶えるほどに可愛いんです♡
ずっとずっと、この時間が続いてほしいと願っています。


25キロも35キロも同じレインコート