なんてことでしょう!前回のブログはお正月でした!
オデットもブラッキーも元気に毎日歩いています。寒い時期はいくらでも歩けるので、毎日どこへ行こうかと楽しく散歩していました。4月も例年より涼しい日が多くて助かりました。
ゴールデンウィークの始まりは、九州盲導犬協会の慰霊祭でした。昨年、ジュリが天国へ引っ越したのでご招待を受け、お父さんと娘の三人で参列しました。
祭壇が作られ、ジュリを含めて10枚の写真が飾ってありました。盲導犬、繁殖犬、PR犬として、人のためにお仕事をした犬たちのために、大勢のボランティアが集まりました。
亡くなった犬を繁殖ボランティアとして2ヶ月育てた人、パピーウォーカーとして1年育てた人、ユーザーとして8年暮らした人、引退した後に一緒に過ごした人、協会で世話や訓練をした人。一匹の犬の一生にこれだけの人が関わり、その犬を思って手を合わせました。きっと、それぞれの犬たちにはご近所や職場で可愛がってくれた方がたくさんいて、こんなにも大勢の人から大切に思われている犬はなかなかいないと思います。
偶然にも、ジュリの兄弟でPR犬として活躍していたジョンの写真もありました。14年前にジョンのパピーウォーカーを一緒にしていたご家族との再会があり、また、ブラッキーの父犬ヴェスパのパピーウォーカーをしていたご家族とも会うことができました。ヴェスパには会ったことがないので、ブラッキーの体が大きいところや優しい性格がヴェスパに似ていると聞いて嬉しくなりました。
そして、ジュリを思う気持ちを共有できる、ジュリのユーザーさんとお会いできたのも心から嬉しい時間でした。ジュリがいろんな人に会わせてくれて、私は大興奮でした。オデットとブラッキーも慰霊祭に参加したので、終わってから糸島の海岸へ散歩に出かけました。オデットは娘が作った花冠を頭に載せてもらって。
久しぶりに協会へ行って思いましたが、そこにいる人たちは大型犬のラブラドールが大好きな人ばかり。犬が近づいて嫌がる人もいないし、通りすがりに頭を撫でてしまうくらい好きな人。リードを持つ手が緩むくらいリラックスできました。
日頃、どこへ行っても、散歩の時も、大型犬を二匹連れて歩くのは目立つし、怖いと思われないように気をつけているので、周りの人がみんなラブ好きって素敵な空間ですね♡