2021年9月25日土曜日

土曜日の朝

 早朝でなくても外を歩けるようになったので、足をのばして大濠公園へ。オデットとジュリもお出かけが大好きなので大喜びで歩き出します。土曜日の朝の大濠公園はジョギングしている人が多くて賑わっていました。二匹連れは端っこの森の中の日陰を歩いてきました。


普段と違うところを歩くと、知らない犬に出会うのが楽しみでもあります。今日は人懐っこいシバイヌ君と話していたら、大きな黒ラブ君がやってきました。黒ラブ君は、なんと同じ協会出身で、盲導犬引退犬なんだそう。まだ5歳の若さというから早期引退したのね。11歳の引退犬のジュリともご挨拶。そこへ「協会へボランティアを申し込んだけど、先住犬がいるから断られた」とおっしゃる、ジョギングで来ていた女性が加わって、盲導犬ボラ談義で盛り上がった楽しい朝でした。残念ながら、一人で二匹連れていると、写真を撮る余裕がないので証拠写真はなし。



引退黒ラブ君はPWさんの元へ帰ってきたそうです。協会の子に会うと必ず、私が繁殖犬ボラだからか母犬の名前を聞くのですが、答えはわからない事が多いです。大概のPWは母犬や父犬の事まで考えないものなのかなぁ。目の前の子犬に夢中なら、それならそれで良いのですけどね。私はつい、その犬が関わった人や犬が気になってしまいます。協会の犬はたくさんの人の愛が詰まってますから(^ ^)。

2021年9月23日木曜日

秋分の日


今日は秋分の日。満月が輝いて、少し秋の気配。日中は暑くて、散歩の時25度を超えるとジュリの歩くスピードが遅くなるような気がします。それでも、家の中ではマットに乗る場面が増えました。夏の間はエアコンを効かせていても、冷たいタイルの上で伸びていましたから。




下の写真はドッグランへ行った時。大型犬はうちだけで、あとはミニシバが3匹とトイプが2匹。みんな飼い主の元から離れずにおとなしかったのですが、一匹のミニシバ君がオデットとジュリのことを気に入ったらしく、ついて離れない!






こちらが危害を加えることはないので心配なく見ていましたが、あまりにミニシバ君がしつこいのでオデットとジュリも困って固まっていました(´ω`)。


涼を求めて、脊振山の頂上へ!ここは車で頂上まで登れちゃうので、手っ取り早く涼しくなれます。この日は、山頂が雲の中で下界はまったく見えず。でも20度を下回る涼しさでした。急で大きな石段もジュリは先頭を歩いてましたよ。上り下りできることに感心します。



オデットとジュリは性格がまるで違うし、2匹で遊ぶことはありませんが、お互いを常に意識はしていて、つかず離れずにいます。私が庭仕事をするときは、オデットは家の中、ジュリはずっと私についていて、暑くてもハァハァしながら外にいます。草むらに寝っ転がって待ってるときは、虫に刺されたりしないかと心配になり、家の中に誘導することも。そうすると、ガラスの向こうから庭にいる私をじっと見つめているのでそれもまた可哀想だったりして。

盲導犬は、訓練士やユーザーさんの言うことを聞く犬がなるんじゃなくて、とにかく人と一緒にいたい犬がなるのかも。コロナ禍で人と会えないのは残念だけど、今までよりも家にいる時間が圧倒的に長くて、犬と過ごす時間も圧倒的に長いのはよかったかな。

2021年9月12日日曜日

ドライブ

 朝晩は気温が下がって散歩に出やすくなりましたね。オデとジュリも変わりなく過ごしています。

洗濯物を干す間、二匹が日向ぼっこしながら待っています。その姿が可愛くて可愛くて。




緊急事態宣言が延長され、まだまだオウチ時間が延びました。平日はずっと家にいるので、日曜日はドライブして外の空気を吸いにでかけました。先週はまだ暑かったのでマイナスイオンを求めて川のそばへ。期待通り涼しかった!こういった自然に出かけると「可愛いね」と声をかけられる事が多い気がします。自然好きは犬好きさん?八月の大雨による流木や倒木が、川のいたるところにひっかかっており、水の流れの凄まじさを感じました。





そして、翌週の週末は秋月へ行きました。曇っていたし、日中も歩ける温度でした。閉まっている店が多いので、人も少なくて気を使うこともなく。ジュリもよく歩きましたが、少し歩くだけでもハァハァと息遣いが辛そうで気になります。それでも、座り込む事もなく後ろから付いて、ゆっくりですが5000歩以上歩きました。ここでは、「子供の頃に黒ラブを飼ってた」という方から声をかけられて、オデットがなでなでしてもらいました。「欲しいな」とも。私もラブを見かけたら無視できません〜。


二匹のおしりがぴったんこ♡

写真の真ん中にオデとジュリがいます

帰りの車では「くたびれたねー」とでも話しているのか、よく寝ていました。お父さん、運転ありがとう!


2021年9月2日木曜日

9月になりました

 また暑さが戻りましたね。そうかと思ったら、とてつもない雷で起こされます。

オデットは雷が大嫌いなんですが、最近は帰省中の長男と寝ることにしていて、雷がなってもぴったりくっついていれば右往左往することなく過ごせるようです。ジュリは、なーんともないんですね。今朝の雷は、末っ子が「うちに落ちたんじゃない?」と飛び起きてくるような爆音だったにも関わらず、私が「ジュリ、おいで」と言っても、眠そうな顔をあげただけで、再び寝に入りました。まったく、度胸がすわってます。熊本の震災でも動じなかったのが納得です。聞こえてないわけではなく、不安に感じないのでしょうね。足を踏んだり、ぶつかっても動じないジュリ。オデットなら爪先に当たっただけでも飛んで逃げます。ジュリみたいな子が盲導犬になれるんやぇ、と家族で談義。

そういえば、今朝の爆音の雷で起きなかった家族がもう一人いて、それは長女。ジュリを育てていた頃、訓練士さんから、当時10歳の娘とジュリが「似てますね」と言われたことを思い出しました( ̄∇ ̄)。見抜かれてたのかぁ。

先週末、久しぶりの晴れの週末だったので、お父さんが海へ連れてってくれました。久しぶりの海に二匹とも大喜び♡オデットは波打ち際を走り回って、秒で砂まみれのきな粉まぶし犬に変身。




私も服のまま海へ〜。足だけ...と思ってたら、後ろをボートがぶいーーんと通ったら、腰まで波がきたので、諦めつきました♪( ´θ`)海の中からジュリを呼ぶと、泳いで来てくれましたよ。ジュリは1歳の時に子供達について海ですいすい泳いでたんです。10年間泳いでなくても、覚えてるのかな?






下の写真は、ジュリのお母さん、エミーちゃんに会った時。エミーちゃんは13歳で、いくつか病気を抱えています。それでも、毎日食べて、歩いて、寝て...。ゆっくりでいいから、少しでも長くご家族やお友達と過ごせるように祈っています。


おかあさん、まだ一緒に遊んでね

犬ご飯の準備をしている足元で、二匹並んで匍匐前進しながら迫って来る様子

雷なんてへっちゃらだい

長雨を乗り越えて、バラが蕾をあげてきます。ピンク色の上の開きかけのバラが、その下の花びらいっぱいのバラになります。小さな丸い蕾のなかに、数えきれないほどの花びらが隠れています。私も心の中にたくさんの思いやりや愛情がたくさん詰まっているような人間になりたいな、とバラを見ながら思うのでした。