今年の秋は好天が多くて、紅葉狩りや山登りなどたくさん出かけました。ジュリは家の周りの散歩ではあまり喜ばないので、お出かけが増えた気がします。とはいえ、毎日お出かけは無理なので、家の周りの散歩にも付き合ってもらい、しぶしぶ歩いてますよ。
この日はエミーママの四十九日で、エミーちゃんが好きだった竈門神社でお友達と会いました。紅葉がとってもきれいで、青空に映えていました。
ジュリが帰ってからは、天気の良い日曜日はお父さんも積極的にお出かけしてくれます。珍しく山登りをしましたよ。シニアが歩いて往路1時間、復路45分かけてのんびりのんびり、秋を味わいました。
お友達とも山に登ったり、遊びに行ったり。今年の秋は本当にたくさん出かけることができました。夏の暑い時期は家から出られないから、涼しくなるのを心待ちにしていた甲斐がありました。
そうして遊びたおした秋。とうとう私の膝に疲れが溜まってしまい、階段や坂道を歩くのが困難に(/ _ ; )。それで、坂道のない柳川へ行ってきました。
お父さんが、「川下りのどんこ舟に犬達と一緒に乗りたい!」と、舟会社に交渉したところ、あっさりOK!1社目がダメなら何社でも当たってみる覚悟で聞いてくれたのに、一発目から良い会社に当たりました(^ ^)
舟に乗る時、ジュリは躊躇なく、すんなり乗船。さすが元盲導犬。舟でも飛行機でも乗ったことあったかな?オデットは地面とは違うってわかるのでしょうね。前足を踏ん張って嫌がっていましたが、ちょっと引っ張って乗せたら、すぐに慣れて、舟のへりに顎を置いて風景を楽しんでいるように見えました。いまの季節は、こたつで足元があたたかく、のんびりと快適な舟遊びができました。
周りの舟や川岸から「犬が乗ってる」と手を振ってくれたけど、当の犬たちは知らんぷり。ニコニコして手を振り返せばよいのに、と思ったのでした。
今回乗った舟の若い船頭さんの本業は、なんとオペラ歌手だそうで、素敵な声で「からたちの花」を歌ってくれました。オデットとジュリもうっとり聞いていましたよ。
舟会社によっては、犬は乗れないところもあるそうですが、快く引き受けてくれてありがたかったです。またひとつ、楽しい思い出が増えました。過去には、舟から水の中に飛び込んでしまった犬もいるそうですよ。それは焦ったでしょうね。
いつも帰りの車は、重なり合って眠っています♡
家では、やっぱりヘソ天に。
ジュリが我が家へ帰ってきて、明日(12/7)で一年が経ちます。あっという間に過ぎた気がします。コロナ禍ということもあって、家族と一緒に過ごす時間も長くてよかった♡
昨年、協会に着いて受付に預けられ、ユーザーさんと別れの挨拶ができないままに私が連れ帰った時は、ジュリも不安げで動揺しているようでした。時間が経って、うちにも少しずつ慣れ、オデットとの付き合い方もすぐにマスターしたようです。
そして、春になってユーザーさんと再会した時は、新しい盲導犬に負けじと、張り切ってユーザーさんの横を歩いていました。その姿は誇らしげだけど、ちょっと悲しい感じもして...。
秋になって、ユーザーさんが遊びに来てくれた時は、ジュリはお仕事を忘れて、すっかり普通の犬になっていました( ◠‿◠ )。そんな姿にユーザーさんも安心されたと思います。また会いに来てくださいね。いつか、ジュリも第二の我が家へ里帰りしますね。
いまでは、お気に入りの場所もできて、マイペースに過ごせています。家でオデットとジュリと過ごせる私はとても幸せです。外では、黒と白のラブを連れ歩く様はかなり目立つようで、よく声をかけられます。いつでもどこでもお利口な二匹は私の自慢だし、どこへでも連れてゆけて楽しいです。
さて、今度はどこへ遊びに行こうかな?