うちにはお姫様が二人います。
オデット姫とジュリエット姫。あれ?ジュリエットは姫じゃなかったかな。
九盲では犬の名前は繁殖ボラがつけるので、繁殖ボランティアとして15匹に名前をつけたけど、うちにいる犬達は私がつけた名前じゃない。
オデットの由来は「白鳥の湖のオデットから。気品ある優しい子にそだちますように。」
ジュリの由来は「ジュリエットのような純粋な心をもつように願いをこめて」と聞いています。オデットもジュリも繁殖さんの願い通りに育ってますよ〜!
オデットはちょっとした事で飛び起きるし、いろいろ気にする神経質タイプ。長く伸びて開きになるけど、ヘソ天で寝ることはありません。でも、病院で診察される時はまな板の上の鯉と諦めて、決して抵抗せずにされるがままだし、抱っこもアタッチメントもできます。
ジュリはヘソ天で寝るし、ルンバがぶつかっても「あら」って感じだし、基本的におおらかで手がかからないタイプ。かと思いきや、体重を計るために抱っこしようとすると嫌がって抵抗するし、病院ではガタガタ震えてしまうことも。
同じ盲導犬関連の子達でも性格は全然違う。
こちらは暖かい天気で散歩日和。娘が美術館へ行くというので、その間、大濠公園を散歩してました。非常事態宣言が出たからか、休日は密になりがちだった大濠公園でも比較的空いていました。
勝手な私個人の考えですが、
大濠公園は一年前まで大型バスが駐車場を占拠して、外国人で溢れかえっていました。景色もない公園の片隅に、グランピングができるスペースがずらりと並び、また、春のお花見の頃には、桜の木の下でバーべQセットを貸し出し、周辺は煙に覆われ、臭いを撒き散らし、桜は燻され、食べている人たちは頭上の桜なんて見るはずもなく。その光景は、安心してのんびり過ごせる公園ではありませんでした。
何を求めて公園へ行きますか?自然の風景や季節、風を感じる場所ではないかと私は思います。それなのに、公共のスペースであるはずの公園を商業目的で埋めて、自然の景色まで台無しにしてしまう福岡市のやり方に疑問を感じていました。憩う場所の公園が、個人的な占拠によって不快な場所になるのはどうなんだろう、と。
それがね、すべてなくなったんです。コロナで。
グランピングの跡が虚しく残り、受付だったプレハブがあった場所にはそこだけ砂利がひいてある。歴史ある、観光名所でもある公園の利用価値を福岡市も再考した方が良いと思う。私の好きな官兵衛も煙に燻されて泣いちゃうよ。それよりも、ドッグランのひとつでも作ったら良いのに、とこれも個人的見解。
いまの大濠公園は、ランナーと公園で遊ぶ子ども、散歩する人だけです。ばんざーい。
インバウンドに頼った政策によってホテルを乱立させたり、町も外国人向けにすることで、地元の人間が暮らしにくくなる傾向にあったのが、コロナでちょっと方向転換。食べ物にしても、輸入に頼るんじゃなくて、国内の生産者をもっと大事にして、保護して、作ってもらおうよ!作る人を増やそうよ!って流れになると、コロナでも良いことあったと思えるのにな。
ウイルスに怯えずに、自由に楽しめるのはいつになるのかな。
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